おぎろぐはてブロ

なんだかんだエンジニアになって10年以上

オープンソースカンファレンス2008 Oitaに参加してきました

昨年後半は、新潟、福岡と、地方のOSCを巡ってましたが、今年も大分に参加してきました。金曜、土曜と2日間で、杉乃井ホテルで開催され、泊まりでも参加できる合宿形式となっていました。合宿形式のイベントは初めて参加しました。

自分は、「ヤフーにおけるオープンソースの活用」というテーマで講演させていただきました。ちょっと準備不足で申し訳なかったです。後からこう話せばよかったと悔むことが多いんだよなぁ、もっと場数を踏んで上達すべきだな。。しかし、楽天さんとヤフーの2つが同じところで話をするというのは、前例が無いことであり、興味深かったです。

温泉、交流会

セッションが終わったら、温泉に。棚湯というもので、ホテル自体が丘の上のようなところに建っているのですが、その上に、棚田のように温泉が配置されていて、温泉から町から海、山まできれいに見渡せるというすごいところでした。天気がよければとにかく圧倒的な開放感が得られますし、日の出、日没、晴天の下、夜景といろいろな風景を楽しむことができるのではないでしょうか。

夕食
そのあとに、交流会。典型的日本企業の社員旅行のような、お膳スタイル。いやはや素敵です。
学生さんも結構参加していて、最年少は高校生。
学生の自己紹介をみんながにこにこして聴いてて、超おっさんくさいwのがいい感じでした。

夜なべ談義

夜なべ談義
その後、さらに、部屋を移動して、酒を呑みながら語り明かす夜なべ談義に突入。
ざっくばらんにいろいろおもしろい話をすることができたのだけれど、特に印象的だったのが、スターロジックはぶさんと、OSASKの川合さんが話していたこと。
オープンソースってなんだろう」、「コミュニティって」、「なぜ開発を続けるのか、そのモチベーションは」、といったことを生き様にまで及ぶほど深く本音で語っていました。
悔しいという気持ちを他の誰よりも多く感じて、それを乗り越えてやろうと反撃をしかけていくのを繰り返している人がいいということで「悔しさの無駄遣いができる人が幸せ」なんて名言が出ていたり、「真似だけでは対象を超えられない」とか、とにかくいろいろな話が出て、すごいなーと関心しきり。こんな話を聴けるなんで、その場にいた大学生は幸せ者だなー。
やっていることは違うけれども、根底のところではぶさんと川合さんの意見が合ってるというのが印象的でした。


あと、はぶさんとは、「仕事をするにあたって、会社であったり個々の業務について、問題意識や方向性を共有できていないと、なんか悲しいなー。対話が大事だと思う」(うまく書けないのでかなり省略)とかそんな話をしてました。
組織がどこへ向かうように舵取りをしているのか、それは知りたいし、やはり自分と同じ方向を向いてると思いたい。実際はそうでなくたって、そう思わせてほしいんですよね。
ただのエンジニアが、はぶさんにこんなこと話すのなんて、ほんと偉そうでごめんなさい><って感じでしたが、それぞれの立場で感じることが少しずつ違って、逆に自分の立場だから見えることがあるのかもなーと思いました。お互いが相手のことを想っていても、すれ違いが起きてると両想いにはなれなくって、双方が、こう考えてるのに理解してくれないとなっちゃうわけで。


そんなこんなで時間があっという間に過ぎ、夜中の2時過ぎまで続きました。前の日が実は徹夜だったのに、次の日も早いのに、けれども、こんなすごい話を聞かずに寝れるかとハイになって起きてたので、日の出が見られる朝風呂には起きられず。。
2日目は、「地域とOSS」というテーマで発表とディスカッション。議論が熱く交わされて興味深かったです。ライトニングトークも盛りだくさんでおもしろかった。


今回も、多くの人とお話することができました。これを機会に今後ともよろしくおねがいします。(なんかあれば気軽にメールください)
いろいろな経験ができ非常に有意義でよかったです。また開催されれば、参加したいです。