おぎろぐはてブロ

なんだかんだエンジニアになって10年以上

*RubyKaigi 2010の動画アップとエンコードについて

RubyKaigi 2010 Staff
(taken by Naoto Takai)
KYに黄色のUstream T-shirtを着てるのがオレオレ
昨年に引き続き今年もRubyKaigiにKaigiFreaksとして参加させていただきました。
メイン会場、サブ会場の動画をアップしていますので、参加できなかった方、参加してまた見たい、よかったから他のひとに教えたいという方はぜひご活用ください。

Vimeo
http://vimeo.com/channels/rubykaigi2010
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/mylist/20782156

ニコ動の方は、Title/Descriptionが日本語、Vimeoの方は英語になっていますが、内容はほぼ同等です。違いとしては、以下があります。

※見ていただいた中で、動画が途中で切れてて内容が飛んでしまっているなど、もしありましたら、@iogi までお知らせください。
リードタイムの削減のため、きちんと動画の確認ができてないという問題があり、一部そのような動画が残っているかもしれません。バックアップとして別系統の録画をしているのでそちらから復元します。

「面白かったセッションの感想と共に動画をブログに貼れるようにしたい」という目標を個人的に掲げ、昨年よりもアップロードのタイムラグを削減するように試みましたが、割とうまくいってよかったです。

自分は何をやっていたか

今年は、Ustream担当としてではなく、録画動画のエンコード、アップロードを集中的に担当していました。
メイン会場、サブ会場では、Ustreamと別系統でQuickTimeでの録画を行っており、休憩時にそのデータをUSBメモリでもらい、自分はエンコードし、ニコ動向けの動画をつくっていました。
@suzukiさんの新兵器ハードウェアエンコーダを使ったこともリードタイム削減に貢献していますが、講演が終わったそばからエンコードを始めるように流れ作業にしたのが今回の動画アップの早さにつながったと思います。
今年は、会場のネットワークが良好でなく、アップロードができなかったため、宿に帰ってのアップロードとなってしまいました。場内か近場でアップロードできるようになれば、もっとリードタイムを減らすことができると思うので、来年に期待です。

Vimeoとニコ動の違い

今回、ニコ動だと海外の方が見るのが大変だよねということで、@kakutaniさんのTweetから、VimeoへもUpしています。
それぞれ、ニコニコプレミアム会員 (月額525円)、Vimeo plus (年$59.95もしくは月$9.95)となってアップロードしました。

容量制限について違いがあるので、表にしてみると、以下のようになります。(1アカウントあたり)

ニコニコプレミアム Vimeo plus
ストレージ容量 8GB (プレミアム会員継続で、月+1GB) 無し
期間あたりアップロード制限 無し 5GB/week
1動画あたりの容量制限 100MB 1GB

RubyKaigiの動画アップロードについては

  • 講演は30分〜と尺が長く、動画のサイズが大きくなるので、ビットレートを意識する必要がある
  • LTも含むと60弱のセッションがあり、全体のアップロード上限に引っかかる

という問題があり、

  • ニコ動は、1動画あたり100MBの制限があるので、動画サイズ的に高解像度、HD画質でアップできなかった
  • Vimeoは、動画をいっぱいアップしていると、5GB/weekの制限にかかり、2週に分けてアップする必要があった

ニコ動は画質的に問題があり、Vimeoは画質はいいけど1アカウントあたりの容量に引っかかるということです。
Vimeoは始めて本格的に使ったのですが、Airアプリで複数アップロードができ、また画質も良くできるのでいいなと思いました。容量制限は、複数個アカウントあれば解決できる問題なので、来年は解決したいと思います。