おぎろぐはてブロ

なんだかんだエンジニアになって10年以上

この春あたらしくエンジニアになるひとたちへ

新卒準備カレンダーのみなさんのようにきちんとは書けないけれど、居酒屋で呑みながらTwitterでつぶやいてたものをまとめておきます。

井の中の蛙となるな、されど大海だけを見るべからず

技術書を読んだり、社外のイベントや勉強会に参加することはいいことです。それは会社の外のいいものを知ることがよいという面ももちろんありますが、自分の働いている環境を再認識することにもつながります。
井の外を知ることで、井の中の良い点、悪い点が見えてきます。また、その井の中でしかできないことも分かってきます。外からの目線で自分の立ち位置を認識し、やるべきことをやりましょう。

その会社でしか得られないことを

その会社でしか得ることのできないものってあって、それはその会社を辞めてしまうと得られなくなります。よいことも悪いことも。
すごいシステムで考え方が勉強になることもありますし、逆に外から見るとふつうに動いているけど、中からみるとクソとバッドノウハウのかたまりみたいなシステムだったりしても、こうしてはいけないという知ることができます。オープンソースのコードはどこでも読めますが、世の中の多くはクローズドなコードです。

外で得られる技術トレンドを常に取り入れることが必要だとは思っていません。その技術の「本質」に気づくことができることが大事で、本質は大抵の場合割とシンプルです。また、外で得られることは会社を辞めても引き続き得られることができます。

職務経歴書を書こう

そんなこんなで新しくエンジニアになる人たちに転職をすすめるわけじゃないですが、自分という存在が、どういう強みをもっているかを意識できるようなモノサシをもつべきです。
それが属人性もとい属「会社」性の高いスキルであれば今のご時世考え直すべきだと思います。


新卒でウェブ業界に入って明日で8年目でいま3社目なぼくの個人的なおもいでした。だいたい酔っ払ったときにこういうことを後輩たちに語るのがぼくです。
落ち着いたら飲みに行こうぜ。おごるからさ。