Cookieがパフォーマンスに与える影響
Yahoo!のYUI Blogで、"Performance Research, Part 3: When the Cookie Crumbles"という記事で、Cookieがレスポンスに与える影響が説明されています。
Cookieのサイズと、それによるレスポンスタイムの変化の表とか興味深い。
まとめの適当な訳。
実サイトのCookieサイズの分析
記事の方では、トップページにアクセスしたときの各サイトで発行されるCookieのサイズの表が示されています。
でも、それってちょっと、やほーの都合のいいような条件にしてないか?ということで、普段使って、Cookieが蓄積されている状態でのCookieのサイズを調べてみました。(普段使っているサイトで、ログインした状態で、document.cookie.lengthを叩いた結果)
cookie size | |
---|---|
google.co.jp | 369 |
mixi.jp | 395 |
youtube.com | 396 |
amazon.co.jp | 455 |
d.hatena.ne.jp | 510 |
yahoo.co.jp | 807 |
yahoo.com | 971 |
myspace.com | 2203 |
googleは少ない。yahooはぼちぼち。そして、myspaceダントツ。
あと、Yahoo!は、画像などstaticなファイルを別ドメイン(yimg.com)から取るようになっていて、そっちのcookieは25文字と大幅に小さいもの。cookieによるパフォーマンスへの影響を抑えるためかと。(図のFirebugのオレンジ色でぬったとこだけが*.yahoo.com)
ちなみに画像の左上の赤で囲んだ部分のアイコンは、巨大な画像の一部を切り出してたりする。
逆にmyspaceは、ユーザプロフィール画像以外は x.myspace.com とかのサブドメインから取っていて、こっちにも普通に巨大cookieを送出しているので、ページ上に載っている画像などのコンテンツが多いと、影響が少なくないと思います。